米Appleが9月27日にリリースした「iPhone 1.1.1 Update」は、再アクティベーションが必要ということでも話題を呼んだが、このアップデートを適用後、なんと日本語入力用のソフトキーボードが現れるようになった。
これに気がついてから、その入力画面が表示された掲示板サイトでいろいろ試してみたのだが、日本語対応の入力画面は出現する場合としない場合があり、必ずしも100%現象を再現できるわけではなかった。同じWebページの同じ入力フィールドでも、同じ入力画面が表示されないこともある。ただ1つ分かったのは、日本語のページを表示している場合に日本語入力メニューが表示される確率が高いということだ(当たり前といえば当たり前だが)。
例えばITmediaや@ITの検索窓を選択した場合にも、日本語の入力画面が表示されることがある。だが日本語のWebページなら大丈夫というわけでもないようだ。例えば何度かGoogle日本語版のページで試してみたのだが、日本語ソフトキーボードは表示されず、英語版のソフトキーボードが出現するだけだった。このほか、日本語以外にフランス語やドイツ語のWebページで、各言語に対応した入力メニューが出現するかも試してみたが、実験中には英語版以外のキーボードは出現しなかった。100%現象を再現するためにはさらなる検証が必要だと思われるが、WebサイトのHTMLタグなどを読んで判断しているように見える。
国際言語の正式サポートはいつ実現する?
11月9日に欧州版iPhoneが登場する以上、旧バージョンがソフトウェアアップデートでの多言語対応を頑なに拒む理由は少ないと考えられる。実際、偶然にもすでに日本語入力メニューが取り込まれていることが分かった。9月27日から配布が始まったiPhoneのアップデータは、150Mバイト以上もある容量の大きなもので、日本語以外の主要言語をサポートしている可能性は非常に高いだろう。現時点では意図的にメニューの種類を切り替えられるかだけがiPod touchとの差なので、ソフトウェアを変更する手間はほとんどないと思われる。Appleの腹積もり1つでは、11月の欧州版発売を待たずして、比較的早期のアップデートで対応してくることになるかもしれない。
をぉ。着々とアジア圏での販売に向けての準備がなされているようですな。
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